総合型選抜・学校推薦型選抜入試に、部活動での輝かしい実績も、生徒会活動も必要がありません。
かなり平たく申し上げると、
全国大会優勝よりも英検2級が必要!
推薦入試において、その方式が様々であるように評価基準もさまざまです。故に、推薦入試は個別指導でなければなりません。
しかし、
Aくん: 志望理由書+面接 評価A + 小論文 評価B + 全国大会優勝実績
Bさん: 志望理由書+面接 評価A + 小論文 評価B + 英検2級
例えば、同一試験において上記のような受験生が居た場合、審査官である大学教員はどちらの受験生をえらぶのだろう。
やや極端な例ではあるが、昨今、複数の大学でBさんが合格する傾向にあります。つまり、例えそれがスポーツに関連する学部であったとしても大学は全国大会優勝よりも英検2級を評価するのです。
大学が外国語資格・検定を重視する理由
推薦入試は、学力も含めた多面的な人物評価によって、学生を選抜する試験です。当然、学力だけで判断されることはないのですが、全国にある高校ごとに生徒には学力の差異があることは現実です。したがって、学力を測る指標としての評定平均値が、受験生の学力を担保しない数値であることも帰結します。つまり、偏差値70の高校と偏差値40の高校の生徒の評定平均4.0は学力の担保にならないということです。
となると、全国の受験生の学力を一定の基準で評価するために有効な対象は、各種の外国語試験資格やスコアということになります。
また、
大学側は入学後にきちんと学生として学んでくれるかどうか、学力も含めた素養を見る必要があります。その際に、全国大会優勝実績はそうした受験生の素養を確証するものではありません。それゆえ、一定の外国語試験資格やスコアの保持者が試験において優遇されることになると判断できます。
まずは英検2級
高1から対策を始めなければならない理由は、ここにあります。高3の時点で推薦入試を志しても英検2級または準1級を取得していない時点で勝負にならないのです。
例え、出願条件・募集要項に外国語資格検定の有無が明記されていなかったとしても、試験資格を保持していることは大きなアドバンテージとなります。
推薦入試を受けないとしても、英検に取組むことは共通テスト対策・2次試験対策として有効な勉強法になるため、是が非でも英検2級できれば準1級をとってください。
外国語検定の重要性については、こちらでも述べております。合わせてお読みください。
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